フリーランスの手帖

自由な働き方をするための備忘録

Webデザイナーとか動画編集者が独学でスキルアップするための手順


私はフリーランスで独立して7年目になりますが、現在本業とさせてもらっているグラフィックデザイン、Webデザイン、プログラミング、などすべて独学で学んできました。

 

それがときどきコンプレックスだったりしたんですが、昨今のフリーランス増加の流れや自分に実績がついてきたこともあって、クライアントさんにどのように貢献できるかのほうが大事かなって思えるようになってきました。

 

これからグラフィックデザイナーやWebデザイナー、動画編集者などのフリーランスを目指す方のために、私の独学の手順をメモしておきたいと思います。少しでも役に立ったら嬉しいです。

 

1.とにかく作ってみる

これからWebデザイナーを目指す人も動画編集者を目指す人も、いきなりスクールに通っちゃダメ。まずはなんでもいいから自分で作ってみるのが大事。スクールに通うのがダメなんじゃなくて、作った経験の有無でスクールから学びとれる知識とスキルの量が圧倒的に違う

 

全然知らない土地の地図を手渡されて、その地域の歴史がどうだとか、市長が誰だとか、その地域の特徴を話されてもいまいちピンとこないですよね。だから一回、実際にその土地に行ってみて自分の足で歩き回ってみるんです。そしたら後から地図をもらったときに、完全に他人事だった話が自分事として入ってくるようになります。

 

人間の脳は自分に関連があることに反応するようにできているから、この順番がめちゃくちゃ大事。あの地域って昔はそうだったんだ!駅に貼ってあったポスターの人って市長さんだったんだ!ってなれたら成功。自分事の話は、知識のほうから頭の中に流れ込んできます。

 

2.実績をつくる

スキルを高めるのに「第三者の目」の存在って大事すぎるくらい大事です。人に見られることを意識して作るのと、自分の中で完結するのでは天と地ほど違います。もちろん自習の時間って大事なんだけど、この段階では人に見せる前提で作るのがスキルアップの一番の近道。私はスクールに通ったことないけど、結局は自分の作品を受講生仲間とか先生に見せられる環境がいいのだと思います。

 

私のおすすめは、ランサーズとかクラウドワークスのコンペ案件に応募すること。コンペなら大きな責任を追わずに勝手に参加できるし、選ばれるか選ばれないかというほどよい緊張感もあるし、同案件に対する他の参加者の作品も見れるからAfter Effectsとか PremiereProとか独学してるときにとても良かった。

 

大事なのは、実際にクライアントの依頼を元に、自分なりのベストを尽くすこと。完成度は経験を積んだら勝手に上がってる。

 

3.クラウドソージングで案件を受注する

それなりに作品としてまとめられるようになったら、クラウドソージングサイトで案件を受注するのがいいと思います。ランサーズとからクラウドワークスもクラウドソージングだけど、初心者にはちょっとレベルが高い。私のおすすめはココナラです。単価が比較的低いから、受注までのハードルがあまり高くない。

 

ある程度しっかり自分をPRしないと受注できないところも重要なポイント。ここで2で制作したコンペ案件の実績たちがとても役に立つ。逆の立場になったらわかるけど、たとえ安い料金だったとしてもどんなものが完成するかわからないサービスに対してお金は支払いたくない。実績は、お客さんが誰に依頼をするのか判断するための一番重要な材料になる。

 

4.再び実績作りへ

3の経験すると、掲載する実績のパワーが足りないことに気がつくはず。もちろん、スムーズに受注できる人もいるけど、これから単価を上げたりキャリアアップを狙っていくためには、実績を更新していくことは避けられません。

 

これからフリーランスになる方に何度でも言いたいことは、「新しい依頼ために実績を作るの→実績を作るために新しい依頼を得る」の循環を作ることがなによりも大事だということ。お客さんのために全力を尽くすことは大前提なのだけど、一人のフリーランスとして生き抜いていくために、これだけは必ず意識しておいたほうがいいと思います。

 


フリーランス7年目の殴り書きでした。

私もまだまだこれから学んでいきます。